お茶として飲むこともできます
おしっこのことで悩んでいるけれど、
「サプリメントを飲み込むのが苦手・・・」
「食後の服用をつい忘れてしまう・・・」
という方は、ノコギリヤシのお茶を試してみてはいかがですか？
アメリカに自生するヤシ科の植物「ノコギリヤシ」は、ハーブのひとつでもあります。
ノコギリヤシについて調べてみると「ソー・パルメット」という名称を目にすることがありますが、これはハーブティーとしての英名です。お茶として飲む場合、乾燥した果実を煮出します。
果実はとても固いので砕かず、500mlの水に約5g（3～5個程度）のノコギリヤシを入れて沸騰させたら、弱火にして5～10分、好みの濃さまで煮出します。
実は発酵した香りがしますが、ハーブティーとしては甘みがあります。
ハーブティーは香りを楽しむだけではなく、得たい効果に合わせていくつかのハーブをブレンドすることができますが、排尿の悩みをサポートする配合にしたい場合、ノコギリヤシ1に対し、イラクサ科のメディカルハーブ「ネトル」を1/2、ノコギリヤシ同様前立腺に影響を与える「ピゲアム」を1/2の比率でブレンドするのがオススメです。
お茶だとついたくさん飲んでしまいそうですが、腹痛や下痢を起こさないよう、飲みすぎに注意しましょう。
また、妊娠している方や子供の方は、ホルモンバランスを崩す可能性があるので避けるようにします。
ノコギリヤシは、北米インディアンが滋養強壮を目的に食用にしてきたといいますが、19世紀初頭には、お茶として、前立腺の悩みを持つ方に処方されるようになりました。
日本では食品として扱われますが、ヨーロッパでは医薬品として認可されているほどです。
お茶としても飲むことができますが、その有用成分をそのまま配合したサプリメントもオススメです。
毎日煮出す必要がなく、手軽に摂取することができます。
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ノコギリヤシのお茶でリラックス
おしっこの回数が多い、夜中も尿意で起きてしまうといった悩みを持つ方に選ばれているために、ノコギリヤシが薬のようなものなのではないかと想像するかもしれません。
確かに、ヨーロッパでは泌尿器系疾患の薬として病院で処方されていますが、薬用ハーブとしての一面もあり、日本では健康食品に分類されます。
1900年代になってヨーロッパでの臨床研究が進みその有用性が明らかにされるまで、ノコギリヤシは滋養強壮や尿症状への成果が期待できるハーブとして、食用にしたりハーブティーとして飲まれてきたという歴史があります。
日本でも、ハーブティーとしてのノコギリヤシを購入することが可能です。
お店では扱っていない場合もあるので、インターネット通販で探してみましょう。
茶褐色の紅茶のような感じなので、おやつのお伴として飲むのもいいですね。
成分を抽出しカプセル状にしたノコギリヤシサプリは、扱いが簡単で水でサッと飲むことができますが、どうしても飲み込むのが苦手という方もいると思います。
そんな方にとって、ノコギリヤシの成分をお茶として飲めるのは嬉しいことです。
お茶であっても、その成分はノコギリヤシと同じです。
男性ホルモンへの影響を考慮し妊娠中・授乳中、ホルモン療法中の方は飲むのを避けること、飲み過ぎないように注意する必要があることを、忘れないようにしましょう。
お茶で飲んでも大丈夫？
ノコギリヤシを飲むときに、水ではなくお茶で服用しても大丈夫なのか、という質問が聞かれます。
サプリメントの中には、熱に弱い成分が含まれるために熱い飲み物と一緒に飲むのを避ける、ぬるま湯か水で飲むなど、服用で気をつけるものもありますが、ノコギリヤシについてはそのような注意点は見当たりません。
そのためお茶で飲んでも問題はないと言われており、実際に「麦茶でノコギリヤシを飲むこともあるけれど、特に変わりはなかった」といった経験談が聞かれます。
ただし、ノコギリヤシの詳細な性質については、まだ解明されていない部分があります。
ノコギリヤシの成分が5-αリダクターゼという酵素の成分をブロックすることで、男性ホルモンが悪玉ホルモンに変わって悪さをするのを予防でき、これによって泌尿器系で悩んでいる方に成分を期待できるということは分かっていますが、それ以外にも、注目・注意が必要な成分が存在する可能性は残っているのです。
日本では健康食品に分類され、手軽にドラッグストアや通販で購入できるメリットがある反面、飲み手自身が体調を自己管理し、サプリの成分をより高めるための工夫が必要とされています。
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