ノコギリヤシって、どんなサプリメントなの?
ノコギリヤシを正しく使用するには、まずはどんなサプリメントなのかをしっかりと理解しておく必要がありますよね。
どんな成分なのか、その歴史からパワーの源まで、簡単に紹介します。
ノコギリヤシは、その名前の通りノコギリのような形の葉をもつヤシ科の植物です。
原産地はアメリカ。
その地に住んでいたインディアンは、ノコギリヤシの果実を食べている馬の毛並みが良いことから滋養強壮のパワーがあることを知り、常備薬として食用にしていたそうです。
ヨーロッパから来た移民がこのことを知り、ノコギリヤシを祖国に持ち帰って「薬用ハーブ」のひとつとして研究を進めます。
すると数々の臨床試験から、ノコギリヤシのエキスには、
「トイレの回数が多過ぎる」
「夜中も尿意で目覚める」
「すっきり排尿できない」
といったトラブルを和らげる力があることが分かってきました。
今ではサプリメント商品として世界中で愛用され、欧州では泌尿器疾患への処方薬となっています。
このパワーは、ノコギリヤシエキスが男性ホルモンのコンディションを整えるに由来します。
排尿にまつわるトラブルの多くは、加齢によって、男性ホルモンが悪玉ホルモンへと変わり過ぎてしまうことで引き起こされています。
ノコギリヤシエキスには、この変化をもたらす酵素・5-αリダクターゼの成分をブロックする役割があると考えられ、これによって辛いトラブルを和らげるのに期待されます。
固い果実からそのエキスを高品質のまま取り出せるのは、「超臨界抽出法」という精製方法です。
エキスがサプリメントになる際には、そのほかの有用成分と組み合わせられています。
ノコギリヤシの場合、同じようなパワーを持つとされる亜鉛やペポカボチャのエキスなどが選ばれ、同時に成果をもたらすと考えられています。
高品質ノコギリヤシとカボチャ種子エキスを充実配合した人気のサプリはこちら
ノコギリヤシサプリメント「爽快生活」でトイレの悩みを解決した体験談を見てみる
ノコギリヤシエキスはどうやって作られる?
ノコギリヤシについて詳しくない方は、「ヤシ科の植物からどうやってサプリができるのだろう」と不思議に感じるかもしれませんね。
排尿トラブルに役立つエキスが含まれるのは、冬のはじめに実るオリーブに似た赤褐色の果実の中身です。
原産地のインディアンたちはそのまま食べたりしていたといいますが、果実はとても固く、煮出してハーブティーにしようとすれば、まずその殻を砕かなければなりません。
また、アルコールなどで抽出すると、不純物が混ざるうえ酸化しやすくなってしまい、健康食として保存するのは困難です。
そこで考案されたのが、世界的に有名な植物由来成分の研究・製造会社であるインデナ社が開発した「超臨界抽出法」です。
超臨界状態の二酸化炭素を利用して果実の有用成分のみを抽出します。
低温で行われるため熱で成分を壊すことがなく、しかもエキスは酸化しにくいので、添加物を加えることなく活用できるのです。
こうしていつでも飲める便利なサプリメントとして、ノコギリヤシエキスが持つ男性ホルモンの変化を間接的にブロックするパワーを健康に役立てることが可能になっています。
ノコギリヤシはいつ頃から注目されている?
原産地アメリカではインディアンの民間療法として、中国では漢方薬として用いられてきたノコギリヤシ。
ヨーロッパに渡ってからはメディカルハーブとして数々の臨床試験が行われ、19世紀初期頃、泌尿器系疾患患者への治療のひとつとしてノコギリヤシのお茶が用いられるようになります。
1960年、ノコギリヤシ果実の成分が排尿トラブルに役立つことが示され、1990年にフランスのシャンポール博士が「特異的な効き目がある」と報告したことで、ヨーロッパ医学会におけるノコギリヤシの評価が一気に高まりました。
インデナ社の超臨界抽出法の採用によって純粋なエキスを抽出できるようになり、現在では、ヨーロッパ各国では医薬品として、日本を含めたその他諸外国では健康食品として、多くの人に愛用されるようになったのです。
このようにノコギリヤシ利用の歴史はまだそれほど長いわけではなく、日本において臨床試験が実施、報告されたのもごく最近のことです。
その歴史は浅くても、ヨーロッパでは医薬品として使用されていること、諸外国での数々の臨床試験報告が有用性を示していること、愛用者の喜びの声が多く聞かれることに変わりはありません。
超高齢化社会が進行する日本において、ノコギリヤシの注目度はますます高まるものと予想されます。
高品質ノコギリヤシとカボチャ種子エキスを充実配合した人気のサプリはこちら
ノコギリヤシサプリメント「爽快生活」でトイレの悩みを解決した体験談を見てみる
このページを読んだ人は、以下の記事も読んでいます。