ノコギリヤシは、いつ頃から利用されていた?
現代では流通に便利なサプリメントとして、世界中で広く利用されているノコギリヤシ。
「サプリメント」というものが世界で普及し始めたのは1970~1990年代頃、アメリカにおいてですが、ノコギリヤシそのものはそのずっと前から利用され始めていた歴史があります。
初めにそのパワーに気づいたのは、ノコギリヤシが自生する北アメリカ南東部で暮らしていたインディアン達です。
一説として、ノコギリヤシの実を食べている馬の毛艶が良いことから、滋養強壮のための食べ物としてまた利尿のために利用していたといいます。
インディアンたちの長く豊かな黒髪はノコギリヤシのおかげだったのかも、というのはよく聞かれる推測です。
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ヨーロッパでのノコギリヤシ研究の発展
アメリカへ渡ったヨーロッパからの移民がそのことを知り、自国へノコギリヤシを持ち帰ったことで、メディカルハーブとしての研究が始まります。
ヨーロッパでは、古代ギリシャの時代からハーブを薬用として用いることが一般的で、医療の中心は植物療法にありました。
ノコギリヤシは「ソー・パルメット」と呼ばれ、1900年代の初めころには、排尿トラブル症状の治療にノコギリヤシのハーブティーが用いられるようになりました。
1960年頃には、ノコギリヤシ果実の油性成分のパワーがより具体的に解明されていきます。
その後イギリス、ドイツ、フランスでそれぞれに臨床試験が行われ、有意な結果が報告されました。そして1990年、フランスのシャンポール博士がその効き目を「特異的」と報告したことで一気に医学界での注目が高まり、先の3国をはじめヨーロッパの数か国で治療用の医薬品として認可されるようになって、現在まで販売、利用され続けています。
ヨーロッパでの普及と並行して、中国では棕櫚子(シュロシ)という名称の漢方薬として、やはり排尿トラブルに対して利用されてきた歴史があります。
日本でのノコギリヤシ利用は?
アメリカで自生するノコギリヤシのエキスを日本で利用できる背景には、近代の技術革新によって、超臨界抽出法によってノコギリヤシの純粋なエキスのみをとり出し、成分劣化の心配なく、サプリとして便利に流通させることが可能になったおかげです。
アメリカよりも20年遅れといわれる日本でのサプリ商品の流通は1990年代から始まり、ノコギリヤシについても少しずつ認識が広まってきていきます。
超高齢化社会の進行に加え、食事や生活様式の変化が影響して、排尿トラブルに悩む高齢者の数がまずます増加していることと重なり、サポートが期待できるノコギリヤシへの注目は今後ますます高まると予想されます。
日本での臨床試験が行われたのはつい2008年のことで研究の歴史はまだ浅く、現在は健康食品として利用される状態にとどまっています。
日本の医師たちもノコギリヤシの力については注目していて、泌尿器科で受診した際に薬局でのノコギリヤシサプリの購入を勧められる場合もあります。
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