病院へ行くほどでもない排尿トラブルにはノコギリヤシ？
中高年を過ぎてエイジングが進むと、「このトラブルは病院に行った方がいいのか、行かなくても大丈夫なのか」と迷うことが増えてきます。
トイレ回数の増加も、そのようなトラブルの一つではないでしょうか。
病院に行くほどではないと思われる時には、ノコギリヤシサプリを飲んでみるという方法もあります。
医学的には、起床中に8回以上、睡眠中に1回以上トイレに行くようであれば「トラブルがある」と診断するそうです。
とはいえ、生活環境には個人差があり、トイレの回数で一概に異常かどうか判断することは、現実には難しいものです。
そこで、自分の排尿状態を客観的に把握するためのツールとして、毎日の排尿状態を詳しく記録する「排尿日誌」がすすめられます。
では、実際に記録した排尿日誌について、どこをポイントに観察すればよいのでしょうか。
トイレ回数が多い原因で年齢を問わず多いのは、「水分の摂りすぎ」です。
水分摂取の適量は、「喉が渇いたら飲む程度」で良いと言われますが、高齢になってくると、のどの渇きの感覚そのものが衰えてくるため、水分が不足しがちになることがあります。
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排尿日誌で水分摂取が適切かを確認する方法
そこで、水分摂取量が適切かどうかを、排尿日誌で確認してみましょう。
そのためには、1日の「尿量」と「水分摂取量」を比較します。
1日では傾向が分かりにくいため、3～4日ほど記録を続けてください。
体重によるものの、1日に2リットル以上の排尿がある場合に水分の摂りすぎ、1リットルより少ない場合は水分不足と考えます。
泌尿器科で相談して計尿カップを準備できればベストですが、難しい場合には大まかに把握してみます。
尿量の多少は、尿の色でも判断が可能です。
尿の色に影響する服薬がない場合、水分摂取が適量と判断できる尿の色は、うっすらとした黄色です。
色がないほど薄い場合は水分摂取が多く、逆に濃い黄色の時は水分が足りないということです。
鮮血や濁りがないかなどを確認することで、健康状態もチェックできます。
水分摂取量や尿の色に問題がないにもかかわらず、排尿が少量ずつで頻回になっている場合、さらに40代以降の男性の場合には、前立腺の変化が原因となっている可能性があります。
このような時は、ノコギリヤシのサポートを試すのに良いタイミングです。
なぜノコギリヤシが役に立つかもしれないのか
40代を過ぎてホルモンバランスが変化し始めると、前立腺内でジヒドロテストステロンというホルモンが増え、これが前立腺を大きくすると考えられます。
このような傾向は珍しいものではないものの、前立腺が尿道を圧迫することで排尿がスムーズにいかずに、トラブルを感じる方が増えてくるのです。
ノコギリヤシのエキスはジヒドロテストステロン生成に関する酵素をブロックし、ノコギリヤシサプリを摂取することで排尿のスッキリ感が戻ってきた、という声が聞かれます。
ノコギリヤシには重篤な副作用の心配はありませんが、服薬がある場合などは医師に相談してからノコギリヤシを検討します。
そのような時や、泌尿器科で相談する時にも、排尿日誌があれば、排尿状態を具体的・客観的に説明することができ、助かります。
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