ノコギリヤシは炎症をサポートするってホント？
「トイレの回数が増えた」「尿がチョロチョロとしか出ない」「排尿後もすっきりしない」といった悩みには、ノコギリヤシのサプリが薦められます。
その理由は、ノコギリヤシ成分にはこのような悩みを引き起こす原因として多い「男性ホルモンの変化」の原因となる酵素・5-αリダクターゼをブロックする力があるためです。
排尿トラブルが起こるときにはどこに問題があるのかを見てみると、膀胱や尿道のほか、前立腺や周辺の筋肉など様々な器官に可能性がありますが、男性で特に注意したいのが前立腺です。
先ほど紹介した5-αリダクターゼが引き起こすのは、前立腺が大きくなり過ぎて尿道を圧迫する状態です。
そして、前立腺が炎症を起こすことでもやはり同じような排尿の悩みが引き起こされます。
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若い男性に多い炎症のトラブル
炎症が原因の場合には、病院を受診して「抗炎症薬」を処方してもらう方法もあります。
が、ノコギリヤシのパワーも見逃せません。
炎症に影響する酵素に、リポキシゲナーゼやシクロキシゲナーゼがあり、ノコギリヤシ成分がこれらの酵素をブロックすることが分かっているのです。
先に挙げた5-αリダクターゼが引き金となる排尿トラブルは、加齢が大きく影響するため40～50代以降の男性に多いのですが、こちらの炎症による排尿トラブルは逆に、20代など若い世代の男性に多く見られます。
よく「若い方もノコギリヤシを服用していいのか」といった質問が見られますが、もちろん問題はありませんし、むしろこのように若い方に多い排尿トラブルのサポートも期待できるのですから、「もしかして」と心当たりがある場合には、ぜひ試したいところです。
同時配合成分でも炎症からサポート
またこのようなサプリでは、服用する際に求めるサポート力を強めるような成分を同時配合することがほとんどです。
ノコギリヤシと同様に5-αリダクターゼをブロックする亜鉛は、なかでも同時配合成分として代表的です。
リポキシゲナーゼやシクロキシゲナーゼへの対抗という面で見ると、同時配合することでサポート力強化を期待できるのがペポカボチャ種子エキスやアスタキサンチンです。
排尿トラブルで悩む方は覚えておき、サプリ選びの際にチェックしたいところですね。
しかし、「ノコギリヤシ」と書いてあれば、どんなサプリでも同じような実感が得られるというわけではありません。
例えば抽出法では、純粋なノコギリヤシを期待できる「超臨界抽出法」を用いているかどうか、ノコギリヤシ含有量は十分かどうかといった観点で、商品の信頼性を確認することが大切です。
推奨されるノコギリヤシ服用量「1日320ｍｇ」も覚えておきましょう。
商品の質が良くなければ、ノコギリヤシのサポートが実感できない可能性があります。
せっかくの服用を無駄にしないようにしたいですね。
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