ノコギリヤシと病院の薬はどう違う？
「ノコギリヤシを飲み始めてから夜中にトイレに起きることがなくなった」
「外出先でもいつもトイレが不安だったのが、気にせずに外出できるようになった」
といったノコギリヤシ服用者からの体験談が多く聞かれます。
ではノコギリヤシは治療用のお薬なのかといえば、日本ではそうではありません。
ヨーロッパの数か国では泌尿器系疾患の薬として病院で処方されていますが、日本では健康補助食品のサプリメントとして、個人でいつでも購入し自由に服用できます。
排尿のことで悩みがあるとき、病院へ行って薬の処方を受けるのと、ノコギリヤシサプリを購入して試してみるのとではどう違うのでしょうか？
主に病院で処方される西洋薬と漢方薬、そしてノコギリヤシについて、その特徴を比べてみましょう。
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西洋薬と漢方薬
日本で病院に行った時に処方されるのは主に西洋薬です。西洋薬の特徴は、症状ごとに薬が作られているという点です。
医師は診断で病名を決め、それに対しての薬が選ばれます。
症状に対しピンポイントで対処する成分であるため、その効果は早くて強く、例えば頭痛やめまいなど副作用のリスクを伴います。
近年では病院で漢方薬が処方される機会が増えてきました
。排尿トラブルに対しても漢方薬が用いられることがあります。
メディカルハーブであるノコギリヤシは、漢方で処方されるケースもあります。
漢方薬の目的は、西洋薬のように症状を抑えることではなく、体の自然治癒力を高めることです。
そのため病名に対して薬が用意されるのではなく、体調や体質に対して生薬が選択されます。
効き目はマイルドでゆっくりと現れるのが特徴です。
西洋薬は、原因別の治療が可能な場合や緊急の病気、感染症など、直接的な治療に適していて、漢方薬は、検査をしても異常がないのに不調を感じる場合に適しています。
メディカルハーブのひとつ・ノコギリヤシは？
ノコギリヤシもまた、生薬のように植物のエキスからできていて、少しずつゆっくりと体に影響するものであり、その特徴は漢方薬に似ています。
ただしその実感の背景を見てみると、トラブルの原因への直接的な影響が確認されます。
ノコギリヤシエキスには、排尿トラブルの一因となる男性ホルモンの変化をブロックする役割があるのです。
毎日サプリとして服用することで、この役割によって少しずつ体調が変わっていくのを期待できます。
効き目や副作用の理由から服用のタイミングや量が厳密に決められている薬に対し、サプリでは服用時間や量を自分で決められる点も違っています。
ただしサプリでも服用量の上限には気をつけ、飲み過ぎないことは大切です。
西洋薬や漢方薬、そしてノコギリヤシのような健康食品は、どれがいい、どれがよくないというものではなく、目的や症状に合わせて用いていくのが賢い利用法と言えます。
なんとなくトイレの回数が増えてきている、病院に行くほどではないが何かと不便といった排尿トラブルに、ノコギリヤシサプリを試してみるのが勧められる理由が、この比較からも分かりますね。
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