配合成分によって成果が変わる？
質問：ノコギリヤシのサプリメントにはいろんな同時配合成分がありますが、成分によって排尿悩みへの効き目の違いがありますか？
回答：ノコギリヤシのサプリメントを選びながらその成分を比較してみると、質問にあるように、ノコギリヤシ以外に何らかの成分を同時に含んでいるものがほとんどです。
しかもその成分は各メーカーによって種類も数も様々に異なり、どれが一番いいの？と悩んでしまうかもしれませんね。
これは、ノコギリヤシにさまざまなパワーがあることに関連しています。
ノコギリヤシがもたらすものとして、トイレにすぐ行きたくなる、夜中も尿意で目が覚める、排泄してもキレが悪い、尿漏れがあるといった「おしっこにまつわる悩み」の緩和が挙げられます。
それ以外に良く聞かれるのは、薄毛の悩みや、精力の悩み、バストサイズの悩みなどです。
同時に他の成分を配合するのは、ノコギリヤシと同様のパワーをもたらす成分を選ぶことで、よりサポート力を増強・補強することが狙いです。
より確かなパワーを得るためには、服用の目的に適った配合成分を選ぶことが重要です。
おしっこにまつわる悩みでサポートが期待できるものとして、ペポカボチャや、ミネラルのひとつである亜鉛、さらにはセサミンやビタミンEなどが挙げられますね。
薬用カボチャとも呼ばれるペポカボチャの種子には豊富な栄養が詰まっていて、総合的に排尿への悩みを緩和するパワーを期待できます。
亜鉛やビタミンEは、男性ホルモンを活性化したりその成分を補うことで、排尿悩みの原因を減らしていく力が期待できます。
強い抗酸化作用のあるセサミンでは、加齢による男性ホルモンの変化を整える成果が期待されます。
サプリメントは、一度飲み始めれば数か月飲み続けて様子を見ていくものです。
成分も含めてじっくりと、信頼できる商品を選んでください。
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ノコギリヤシサプリ成分、それぞれの役割
トイレ回数や排尿してもスッキリしない悩みのサポートとして知られるノコギリヤシサプリですが、同時配合される成分について、それぞれの役割を確認しておきましょう。
男性ホルモンが減少してくると、これを補おうと前立腺がホルモンを過剰にとり込み始め、その結果、5-αリダクターゼという酵素によって男性ホルモンがジヒドロテストステロン（DHT）へと変えられます。
このDHTが、排尿トラブルの大きな要因のひとつです。
サプリの主成分であるノコギリヤシのエキスは、5-αリダクターゼの成分をブロックすることでDHTが過剰になるのを防ぎ、トラブルを和らげていくと考えられています。
その他の成分の役割は？
日本では食用としては馴染みがないものの、海外では食材としてよく利用されるペポカボチャ。
ノコギリヤシ同様に薬用ハーブとして用いられるのは、その種子のエキスです。
ペポカボチャの種子にはタンパク質や脂肪酸、ミネラルやビタミンが豊富に含まれ、それらの役割の中に「筋肉の強化」があります。
尿をうまく膀胱に溜めておけなかったりすぐに漏れてしまうのは、加齢による周辺筋肉の緩みが原因となっています。
ペポカボチャがこれらの弱った筋肉をサポートし、女性、男性双方の悩みにとって、嬉しい変化を期待できます。
亜鉛もまた、ノコギリヤシと同時配合されることが多い成分です。
トイレトラブルのサポートとして果たす役割としては、ノコギリヤシと同じ5-αリダクターゼのブロックが認められています。
これに加え亜鉛は、DHTの前立腺への吸収を促すホルモン・プロラクティンの脳下垂体での生成もブロックするため、ダブルでのサポートが期待されます。
そのほか、膀胱内圧の上昇を調整するトマトリコピンや、抗酸化作用が認められるビタミンEやセサミンなどが、ノコギリヤシエキスとともに同時配合されている成分です。
それぞれのメーカーによって、またどんな悩みをサポートしたいのかによって、商品毎に配合成分が変えられています。
主成分となるノコギリヤシの品質や配合量だけでなく、そのサポート力をより高めてくれる同時配合成分の性質や配合量についても、しっかりチェックしておきたいですね。
商品を見てもそれらの情報が不明なときには、メーカーのホームページを参照してみます。
知りたい情報がしっかりと記載されていれば、商品の信頼性も期待できます。
情報が得られない時にはメーカーに問合せをしてみて、その対応で信頼度をはかるのも、より良い商品選びのひとつの方法です。
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