妊娠・授乳中にノコギリヤシを飲んではいけないのはなぜですか?
ノコギリヤシサプリの使用上の注意を見てみると、「妊娠中、授乳中の方は摂らないこと」という表記が必ず見られます。
まず、ノコギリヤシは女性が飲んでも問題ない成分です。
そして、尿意の増加や残尿感、尿漏れなどの悩みは、男性だけでなく女性にも多く見られます。
下腹部が圧迫されてすぐにトレイに行きたくなるのは妊娠後期の特徴であり、産後は骨盤周囲が緩むことで尿が漏れやすくなります。
ですがこのような場合でも、妊娠中や授乳中の女性は、ノコギリヤシを飲む事を控えるべきです。
その理由は、ノコギリヤシエキスがホルモンバランスに影響するためです。
ノコギリヤシは、5-αリダクターゼという酵素をブロックし、この酵素は、男性ホルモンのテストステロンを、ジヒドロテストステロン(DHT)へと変換する役割をします。
このDHCが増加すると前立腺が大きくなり、その結果尿道が圧迫されて、スムーズに排尿できなくなることがあるのです。
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ホルモンバランスが大切な時期は服用を控える
ノコギリヤシが酵素をブロックしてDHTを対策することで、尿道の圧迫を和らげ排尿のスムーズさのサポートが期待できます。
この仕組みの中でカギとなるのが、ノコギリヤシがDHT、つまり男性ホルモンの量に影響する点です。
妊娠中は、ホルモンバランスの変動がとても大きい時期であり、授乳のためには女性ホルモンの維持が欠かせません。
さらに母体のホルモン量による胎児や乳幼児への影響が懸念されます。
排尿トラブルにとってはプラスの変化を期待できるノコギリヤシのサポートは、妊娠、授乳中の女性にとってはリスクとなる可能性があります。
この時期にひどい排尿悩みがある場合には、必ず医師に相談のうえで対処するようにしてください。
また同じ理由で、ホルモン療法を受けている方もノコギリヤシを飲むことが出来ません。
ノコギリヤシは安全性が高い成分
「ノコギリヤシを控えるべき」とハッキリ言えるのは、以上のタイミングの方のみです。
その他に、アレルギー体質の方は慎重に体調を観察する必要がありますが、いずれにも当てはまらない方なら、どなたでも安心して飲むことが出来ます。
ノコギリヤシはサプリ成分の中でも、安全性が高い成分の一つです。
アレルギー体質でないのに、ノコギリヤシサプリを飲んで腹痛や胸やけを感じる場合、大量に飲み過ぎか、成分が体質に合っていない可能性があります。
日本のメーカーでの、1日のノコギリヤシ摂取量の目安は、320㎎前後です。
サプリ成分は多く摂ったからといって体にいいものではないうえ、摂りすぎは、逆に体への負担になりかねません。
摂取量の指示はしっかり守るようにしましょう。
また、人によって成分が合わないということがあるため、飲み始めは体調の変化に気を付けるようにしてください。
サプリの実感についても体質との相性がありますが、飲み始めてすぐに「合わない」と判断するのではなく、最低でも3ヶ月、できれば半年程度試してみて判断することを勧めます。
ノコギリヤシ成分の力は多くの場合、ゆっくりと穏やかに感じられます。
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