ノコギリヤシサプリ、どうやって保管すればいい？
「ノコギリヤシを購入したけれど、保管方法はこれでいいのだろうか？」と不安になっていませんか？
不調を改善したくて服用する、健康のためのノコギリヤシサプリですから、保管の仕方もベストな方法を選んで、最善の結果を出したいものです。
多くのサプリ商品では、「高温多湿、直射日光を避けること」といった表記がされていると思います。
そのほかに保管で注意したほうが良い点はないか、間違えてやってしまいがちな保管法などを紹介します。
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ＮＧな保管方法は？
まず、車のダッシュボードや火気の近くなど、高温になる恐れがある場所にはノコギリヤシサプリを置かないよう気をつけましょう。
想像以上に熱くなりがちな電化製品の側や、暖房器具の側などにも置いてはいけません。
「じゃあ冷蔵庫に入れておこう」と思う方もいるかもしれませんが、実はこれもおすすめできません。
特にソフトカプセルタイプのノコギリヤシに湿気や気温差は大敵です。
冷蔵庫と室内で出し入れをすると、その気温差でカプセルが湿気を帯びてしまうことが多く、ノコギリヤシの成分がだめになってしまいかねません。
湿気が多い水回りも避けること、濡れた手でカプセルを取りださないこと、使用後は忘れずに蓋やチャックをしっかりと閉めることを忘れないようにしましょう。
誤って飲んでしまっては大変なので、子供の手が届かない場所に置くことも大切です。
外出先でいつでも飲めるように、ピルケースなどにノコギリヤシサプリを小分けにして持ち歩く方は多いと思いますが、ケースに入れたら2～3日以内には飲み切るようにしましょう。
保存性の高さは「超臨界抽出法」のおかげ
植物の果実エキスを詰め込んだカプセルが、どうしてそんなに日持ちがよく、便利に保管・携帯できるのかといえば、これは近代になって開発されたエキス抽出法・「超臨界抽出法」のおかげと言えます。
超臨界抽出法が採用される以前は、ノコギリヤシの固い果実からエキスを取りだすために、アルコールでの蒸留といった方法が用いられていました。
しかしアルコール抽出のエキスには不純物が多く傷みやすいため、防腐剤などの添加物を加える必要があり、決して体にいいとは言えませんでした。
二酸化炭素の性質を利用したこの超臨界抽出法では、低温のままで純粋な成分だけを取りだすことができるので、成分が変質してしまうリスクがなく、保存性を高めるための添加物が必要ないというメリットがあります。
こうしてより純粋なノコギリヤシエキスを、カプセルの状態で世界中に流通させ、購入後も手軽に服用することができるようになったのです。
ノコギリヤシサプリは毎日決まった量を飲み続けるものであり、それほど長く保管しておくものではありませんが、服用を続けている方は数か月分まとめて購入するということもあると思います。
そんな場合や、何かの理由で服用を中断するときなどにはせっかくのエキスが傷まないよう、保管場所・方法には十分注意してください。
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