夜中行きたくなるトイレにノコギリヤシがいいのはなぜ？
日中トイレに何度も行きたくなるのも困りますが、睡眠中に尿意で目が覚めるのも辛いものです。
目が覚めることで眠りが浅くなるだけでなく、睡眠の質が低下して疲れがとれにくくなったり、睡眠不足で日中の活動力が下がってしまいます。
特に高齢の方では、しっかり目覚めていない状態でトイレに行き、途中で転倒して怪我をするという家庭内事故のリスクがあります。場合によっては歩行が難しくなったり寝たきりになってしまう、というケースもあるのです。
ノコギリヤシでぐっすり眠れるように？
このような睡眠中の尿意に悩む方に人気のサプリが、ノコギリヤシです。
夜中の尿意が増加するのにはいくつかの原因が考えられ、なかでも多いのは前立腺が大きくなり過ぎてしまう、というもの。この現象を引き起こす男性ホルモンの変化をノコギリヤシエキスがブロックすることで、前立腺の肥大化がサポートされ、その結果尿意の軽減が期待できます。
その程度は個人によるものの、前立腺の肥大化は60歳代の男性の約半分に認められるといい、高齢になるほどその割合は増えていきます。
これが夜間の尿意で悩む方にノコギリヤシが勧められる理由です。
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年をとると眠りが浅くなる、そのほかの理由
年をとるにつれて熟睡するのが難しくなり、夜中に起きたり朝早く目が覚めてしまうという方は多いですよね。そこまでの年齢でない方も「自分もいずれそうなるのだろう」と思っているかもしれません。
このように眠りが浅くなるとき、先に挙げたような男性ホルモンの変化のほかにも、いくつか体内での変化が起きています。
そのひとつが抗利尿ホルモンの働きです。夜中はどうして何時間もトイレに行かずに眠っていられるのかといえば、尿意を抑える物質＝抗利尿ホルモンが体内で働き、睡眠中の尿意・起床を防いでいるからです。
しかし加齢によってだんだんと抗利尿ホルモンの働きが弱くなっていき、尿意で目が覚めるようになります。
また、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌量が年齢を経るにつれ減少することで、睡眠の質が低下し朝早く目が覚めてしまう、という変化もあります。
メラトニン分泌量は10歳までをピークにどんどん低下し、50～60歳代での分泌量は実にピーク時の1/10以下にまで減少します。
日中光を浴びるとメラトニン分泌は抑制され、その分夜間のメラトニン分泌量が増加します。
夜中尿意で起きてしまう方は、ノコギリヤシの服用にプラスして日中は外出先で光を浴びて十分に目を覚ますことで、その分夜間に良質の睡眠を期待できるようになります。
サプリの服用も光を浴びることも、簡単に誰もが実行できる習慣ですね。
何らかの疾患の兆候で夜中に何度も目が覚めている可能性もあります。気になるときには泌尿器科や婦人科での検査を受けて病気の有無を確認してください。その結果特に問題なかった場合や、病院に行くほどでもないという場合には、ノコギリヤシの服用を検討してみましょう。
インターネットを見てみると、夜中に尿意で3～4回も目が覚め、日中の眠気に悩んでいた方が、ノコギリヤシを飲み続けてすっきりと眠れるようになった、という話を見ることができます。
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