ノコギリヤシでサプリ以外の商品はないの?
排尿トラブルに役立つノコギリヤシといえば、服用するサプリメントタイプとして誰でも購入できますが、「サプリメント以外に商品はないのかな?」と思う方もいるかもしれませんね。
古来から薬用ハーブとして用いられてきたノコギリヤシは、ハーブティーとして飲むこともできます。
乾燥させたノコギリヤシの果実は固いので、砕かずにそのままちょうど良い濃さまで煮出していただきます。
味は飲みづらいものではなく、甘味があります。
体が冷えるとトイレに行きたくなりがちですが、温かいお茶であればそのような心配もなく、リラックス感もあり期待できます。
ただし排尿トラブルへのサポートとしてどうなのかというと、果実の有用成分を余すことなく摂りいれられるとはいえないこと、その成分摂取量も分かりづらいことから、ノコギリヤシの摂取法としてベストとは言えません。
また、塗るクリームにノコギリヤシが配合された商品がありますが、これは薄毛対策やバストケア・美容目的の物なので、間違えないようにしてください。
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漢方薬としての利用
中国ではノコギリヤシは「棕櫚子」と呼ばれ、古くから泌尿器系疾患に対して処方されてきました。
日本の薬局でも棕櫚子は扱われているため、漢方薬局で手に入れることは可能です。
ただし漢方の処方は、西洋薬のように「この薬をください」といって買い求めるものではありません。
まずは悩んでいる症状について、さらには病歴や生活習慣など様々なことについての漢方薬剤師からの質問に答え、薬剤師がそれらの情報から総合的に判断して、必要と考えられる生薬を調合してようやく処方を受けることができます。
いわばオーダーメイドのように、体調を整えていくための漢方薬を処方してもらえるのはメリットですが、ノコギリヤシだけを買うわけではないこと、漢方相談には2時間程度要し、人によっては「こんなことまで話す必要があるの?」と感じるような生活習慣についても話す必要があることや、価格が決して安いものではなく、味も飲みづらいといったデメリットがあります。
「体調全般を整えたい」という目的ではなく、単純に「排尿サポートを求める」という目的で購入するには、デメリットが多いと言えるでしょう。
日本では病院で処方されることはない
ヨーロッパ数か国では、安全性の高い泌尿器系疾患の処方薬として、医師から好んで処方されているノコギリヤシですが、日本では医薬品としては扱われていません。
そのため病院でノコギリヤシを処方してもらうことはできないのです。
排尿の悩みで病院に行った場合、診察や検査の結果からαブロッカーや抗男性ホルモン薬といった薬が出されますが、口のかゆみや便秘などの副作用が出るリスクがあるほか、長期間の服用はできないので、結局症状がなかなか改善しないという声が聞かれます。
もちろん、症状が重い場合には病院で診察を受ける必要があります。
ただしそこまでではないという場合、医薬品ではなく健康食品であるノコギリヤシのサプリメントを試してみるのが、もっともサポートを期待できる対策法のひとつと言えそうですね。
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