よく配合されるペポカボチャってどんなもの？
「カボチャ」ならよく食べるけれど・・・？と質問者様のように疑問を感じる方は多いでしょう。
温暖な気候で育つウリ科の植物であり、ズッキーニと同じ仲間ですが、野菜としてよりも花屋さんなどで小さなカボチャとしてよく見かけます。
日本では観賞用とされることが多いですが、ヨーロッパでは古くから「薬用カボチャ」と呼ばれて、薬用ハーブとして用いられてきた歴史があります。
トラブルを和らげるのを期待して用いられるのは、ペポカボチャの実ではなく、種の部分です。
タンパク質などの栄養が豊富で、粘膜保護成分のあるベータカロチンや、抗酸化作用成分が複数含まれます。
そして排尿関連のトラブルにパワーをもたらすのは「リグナン」という成分。
リグナンは、体内において女性ホルモンのエストロゲンと同じ役割をするために、ホルモンバランスを整え、更年期などのトラブルを和らげることが期待できます。
さらに、ペポカボチャに含まれるリノール酸・ビタミンEには筋力強化成分があり、加齢によってゆるみがちな「骨盤底筋」を引き締めることで、排尿のコントロールがしやすくなります。
これらから、ペポカボチャ成分は特に女性にとって魅力的なものであることが分かります。
男性用を謳うものが多いノコギリヤシ商品ですが、ペポカボチャを同時配合するものであれば、女性もより安心して摂ることができますね。
もちろん男性もパワーを期待できますよ。
食用ハーブとして安心して体内に取り入れることができ、欧米においては医薬品としての製造販売もされています。
ノコギリヤシエキスと同様のパワーを期待できることから、同時配合されたサプリメント商品がいくつか販売されています。
サプリメント選びでは注目したい成分のひとつですよ。
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日本におけるペポカボチャ
ノコギリヤシエキスと同じような役割を持ち、サプリメントへ同時配合するのに相性がいいペポカボチャエキスについて、もう少し詳しく知っておきましょう。
ペポカボチャにも色々な品種がありますが日本でなじみ深いのは「ズッキーニ」です。
キュウリのような形をした野菜ですが、実はカボチャの仲間なのですね。
日本ではそれほど認知度の高くないペポカボチャですが、明治以降には既に日本に導入されていました。
飼料用として栽培されたペポカボチャは、食事用としてはなかなか活用しにくいために普及しづらく、栽培は一部地域に限られてきました。
近年になって、イタリアンをはじめ炒め物や天ぷら、煮込みといった色んな調理法が人気になり、スーパーでもよく見かけるほど身近な野菜になっています。
カロテンが豊富で低カロリーなため、健康食材としても注目されています。
コンテスト用の大きなカボチャや、花屋で使用される小さなカボチャ、ハロウィンで使用する鮮やかなオレンジのものなど、観賞用として楽しめるのも特徴的ですね。
ノコギリヤシとペポカボチャのサポートを強化するには？
ペポカボチャのパワーが詰まっているのは、実の方ではなく種子です。
種を食用にする機会はほとんどないので、サプリメントとして成分を体にとり入れることになります。
ペポカボチャではホルモンへの影響のほか、筋肉を健康にする役割が注目されます。
サプリを飲むのと並行して必要な筋肉を鍛えることで、サポート力をより高めることができます。
まずは排尿をコントロールしている骨盤周りの筋肉を鍛えましょう。
基本は立った状態です。
お尻にえくぼを作るイメージで、キュッと引き締めながら声に出して10数えます。
声に出すことでしっかり時間を取るのがポイントです。
終わったらゆるめる動きを3回繰り返します。
そのあと、今度は素早く同じ動きを10回繰り返します。
これで1セットです。朝、昼、晩と3セットずつ毎日続けましょう。
座ったり寝た状態でも行うことができ、休憩時間や通勤中にも出来るのが嬉しいですね。
夜のトイレ回数が多い方は、骨盤周りの筋肉をほぐしてリラックスさせる体操がおすすめ。
4秒声に出して数えながら骨盤を右に動かし、続いて同様に左に動かす運動を、息を止めないようにしながら往復5セット行います。
同様に今度は8の字の動きです。左右で8秒数えながら、やはり5セット行います。
さらに、寝ころんで膝を立てた状態から、膝を右に倒して大きく息を吐きながら20秒、左も同様に膝を倒します。
就寝前の3分間に行うことで、気持ちも膀胱周りもリラックスできますね。
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