持病の薬と一緒に飲んでも大丈夫？
質問：最近おしっこが近くなってきたのでノコギリヤシを試したいのですが、持病の薬と一緒に飲んで大丈夫でしょうか？
回答：ノコギリヤシのサプリメントには、アメリカに自生するヤシ科の植物の実から抽出したエキスが入っています。
現地のインディアンは、この実を滋養強壮薬として食用にしてきた経緯があること、ハーブとして用いられていること、日本では健康食品として販売されていることから、食品同様に安全性が確認されているといえるでしょう。
薬との飲み合わせの点では、どうして植物の実が「トイレの悩み」に成果をもたらすのか、そのプロセスを見てみると注意点が見えてきます。
ある程度の年齢になってきて、トイレの回数が多い、キレが悪い、すぐにまたトイレに行きたくなってしまう・・・といった状態が続くとき、多くの場合男性ホルモンの変化が関係しています。
老化現象のひとつとして男性ホルモンが減少した際、体内で様々に作用が働き、結果として排尿トラブルのもととなる「ジヒドロテストステロン」が大量につくられてしまうのです。
ノコギリヤシの実の成分には、ジヒドロテストステロン生成を調整する5-αリダクターゼという酵素の成分をブロックする役割があります。
結果として男性ホルモンのコンディションを整えるのが、ノコギリヤシの性質なのです。
この性質上、避妊薬その他のホルモン治療に関する薬と一緒に服用すると、それぞれの成果を得ることができなくなるので避けるようにします。
さらに、ホルモンの働きが活発な妊娠中や授乳中の服用を避け、影響が大きくなりやすい男児への投与には注意が必要です。
不安な場合には主治医に相談してみてください。
高品質ノコギリヤシとカボチャ種子エキスを充実配合した人気のサプリはこちら
ノコギリヤシサプリメント「爽快生活」でトイレの悩みを解決した体験談を見てみる
ノコギリヤシとの飲み合わせについて
ノコギリヤシ成分が男性ホルモンに影響することから、ホルモン療法中の方や避妊用ピルを飲んでいる方、妊娠・授乳中の方はノコギリヤシの服用を控えたほうが良い、とされています。
そのほかの医薬品との飲み合わせについては、念のため担当医に確認のうえ慎重に始めることが大切ですが、既に飲み合わせが良くないと分かっている成分があります。
それは、育毛用のサプリメントで用いられるフィナステリドです。
ノコギリヤシは還元酵素・5-αリダクターゼの成分をブロックすることで、トイレ回数や残尿感などの不具合に対して期待できますが、フィステナリドにも同様の役割が見られます。
この役割からは、薄毛予防も期待できるため、一見、双方を飲み合わせることで同時に成果がありそうに感じられますが、この飲み合わせでは強い副作用の懸念が既に報告されているのです。
ノコギリヤシとフィステナリド、両方のサプリを飲み合わせないように気をつけてください。
ノコギリヤシはジュースで飲んでもいい？
ノコギリヤシに限らず、サプリメントを「ジュースで飲みたいが大丈夫か？」というのはよく聞かれる質問です。
錠剤を飲むのが苦手な場合、ジュースの味で飲みやすくしたいと思う方もいますよね。
しかし結論として、ジュースで飲むのはおすすめできません。
特に「このジュースとの飲み合わせが悪い」という報告があるわけではありませんが、せっかくのノコギリヤシ成分をしっかりと吸収し活かしたいと考えるならば、やはりシンプルに水で服用するのがベストでしょう。
「独特のニオイや味がしたら飲めないかも」という不安があるかもしれません。
ですがノコギリヤシサプリはのみにくい、という報告は見られず、「よく嗅げばニオイはあるけれど、飲むときには気にならない」「飲みやすい」という感想が見られます。
臭いや味について不安に思う必要はなさそうです。
錠剤やカプセルを飲むのがどうしても苦手な方は、サプリの飲み方を工夫してみましょう。
サプリを飲む前に一度水を飲み込むことで、喉に通り道を作っておきます。
そのすぐ後にもう一度口に水を含み、カプセルを浮かべるようにして一気に飲み込みましょう。
十分な量の水を含むのがポイントです。
重い錠剤などは水に沈むため、顔を上向きにして飲み込むようにし、軽いカプセルなどは水に浮くため、顔を下向きして飲むこともコツのひとつ。
喉がどうしても詰まってしまう気がする方は、コップに口をつけたままで飲み込んでみましょう。
喉は開きやすく舌の位置も飲みやすくなり、詰まるような気がすればすぐにそのまま水を追加することができます。
高品質ノコギリヤシとカボチャ種子エキスを充実配合した人気のサプリはこちら
ノコギリヤシサプリメント「爽快生活」でトイレの悩みを解決した体験談を見てみる
このページを読んだ人は、以下の記事も読んでいます。
